リハビリテーション療法科
リハビリテーション療法科の紹介
私たちリハビリテーション療法科は現在PT9名、OT6名、ST2名、受付1名の計18人のスタッフで行っています。
疾患別リハビリテーション施設基準
- 脳血管リハビリテーション施設基準Ⅰ
- 運動器リハビリテーション施設基準Ⅰ
- 呼吸器リハビリテーション施設基準Ⅰ
- 心大血管リハビリテーション施設基準Ⅰ
対象疾患
脳梗塞・脳外傷、骨折、パーキンソン病、関節リウマチ、脊髄損傷、内科系循環器疾患、廃用症候群など
理学療法科
理学療法とは

理学療法とは病気や障がいに対して、運動療法および物理療法を用いて、身体機能・基本的動作や基本的活動を改善するための、治療科学です。
どのような人が対象なの?
身体に不自由のある全ての方、関節に痛みの有る方、麻痺の有る方、骨折した方、歩くことが困難な方、寝たきりで活動性が低下している方などです。
どのような目的で行うの?
身体に痛みや麻痺の有る方に対し、基本動作ができるようにお手伝いします。また在宅での生活が過ごしやすいように住宅改修のアドバイスも行います。
どのようなことをやっているの?
歩行練習、床からの立ち上がり、関節可動域練習、ベッドサイドでの移乗動作練習など。また福祉用具の選定や住宅改修・環境調整も実施しています。
作業療法科
作業療法とは

人が朝起きて夜寝るまでにする全てのことを「作業活動」と呼び、それらの作業活動を使って、治療や援助を行うことが作業療法の特色です。病気や怪我で今まで通りの生活を送れなくなった方々に対して、日常の生活をより良く、楽しく、生き生きとしたものにするお手伝いをすることが私たち作業療法士の役割です。
どのような人が対象なの?
- 子供からお年寄りまで生活に障がいを持つ全ての方
- 体に障がいのある方(麻痺、骨折など)
- 心に障がいのある方(統合失調症、躁鬱病、認知症など)
- 発達に障がいのある子供(脳性まひ、自閉症、学習障害など)
- 老年期に障がいのある方(廃用症候群・認知症・骨折など)
どのような目的で行うの?
その人らしい生活の獲得が目標
- 基本能力(運動機能・精神機能・高次脳機能)
- 応用能力(食事やトイレなど生活で行われる全ての活動)
- 社会生活適応能力(地域活動への参加・就労、就学の準備)
- 環境の調整(家屋改修のアドバイス・家族への介護方法の指導など)
どのようなことをやっているの?
- 日常生活活動
- 高次脳機能障害に対する作業活動
- 趣味活動、余暇活動
- 身体に対する作業活動 など
言語療法科
言語療法とは
ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係しています。病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。言語療法はこのように、ことばによるコミュニケーションに問題が起こってしまった方に、自分らしい生活を構築できるように支援することです。また、食べることの問題にも専門的に対応していきます。
どのような人が対象なの?
円滑なコミュニケーションを目的に、色々な能力の改善を図ります。
- コミュニケーションに障がいのある方(失語症・構音障害・高次脳機能障害・認知症など)
- 聞こえに障がいのある方(聴覚障害)
- コミュニケーションの発達に障がいのある方(自閉症・学習障害・言語発達遅滞など)
- 飲み込みに障がいのある方(摂食機能障害・嚥下障害など)
どのような目的で行うの?
円滑なコミュニケーションを目的に、色々な能力の改善を図ります。口から食べる喜びや栄養確保を目標に、食べる能力の改善・栄養確保の手段を検討します。
どのようなことをやってるの?
- 言語聴覚療法
- 摂食機能療法 など
その他
心臓リハビリテーション
心筋梗塞、狭心症、心不全などの循環器系疾患が対象になります。
- 運動療法:個人に見合った運動負荷により体力、持久力の増加を目的とします。
- 日常生活の注意点:自宅での注意点、自主練習指導などを行います。